ベトナム人に人気の職種

以前にも述べましたが、ベトナムでは、大学新卒就職率は約80%ということです。その約80%の大学新卒者は、どんな職業を選ぶのか?どんな職種が人気があるのか?その辺を書いていく。

ある求人求職サイトにおけるベトナムの2014年オンライン人材市場調査によると、ベトナム人に人気がある職種のトップ5は、上から販売・営業、会計・監査、総務・秘書、マーケティング、人事である。その他、技能実習制度を使った、日本での就業も最近は人気だ。

但し、この人気職種は、人材供給量(応募者と就業者の量)の高い順となっていることに注意したい。

⓪技能実習生

近年、外国人技能実習生で日本に行くベトナム人の数が激増している。ベトナムにある送り出し機関といわれる機関で日本語や技術を勉強してから日本で3年間仕事をする。

外国人技能実習生・研修生の概要

①会計・監査

会計・監査職の人材供給量は人材需要量よりも多い。2014年8月の平均応募比率は133.5 候補者/仕事となる。会計・監査といった仕事は企業に欠かせないポジションであり、安定して良い給料をもらえる点が人気。しかし、採用されるのは経験年数が長い人が多いため、大学新卒者には人気があっても新卒採用には狭き門である。

②販売・営業

人材供給量の10.9%を占める販売・営業職は、企業からの人材需要量も多く、採用活動がもっとも盛んである。特殊な製品・サービスを扱う場合を除いて、人材に求める要素はコミュニケーション能力と活発な性格である。そのため、新卒労働者や若者を対象とした求人募集が多いため、トップ5に位置づけられている。

 

③総務・秘書

総務・秘書は女性からの人気が最も高い職種である。平均応募比率は123.5候補者/仕事である。ある企業では総務・秘書ポジションに1025候補者が応募したことがあるそうです。総務・秘書は几帳面な人材が求められ、また、終日オフィス仕事であるから女性において、とても人気を誇っている。

④マーケティング

人材需要量の割に供給量が追いついていない職種である。ベトナムの経済成長に伴い需要が年々伸びており、2014年の人材供給量は前年比167%、人材需要量は前年比178%でる。まだまだ、これからも伸びていくことが予想される職種である。

⑤人事

各企業・組織の採用・社員育成において大事な役割を果たす職種であるが、最近は人材需要量があまり多くない。しかし、2014年8月の平均応募比率は112.4候補者/仕事で、高い比率になっている。

上記の職業の他、最近ベトナム人は「コンサルティング」関連職業に人気がある。設備投資がなく、楽しくて売り上げをとり、なおかつ利益率が多い業種というイメージがあるからだ。日本ではリーマンショック以降相次いでコンサル業が倒産したが、ベトナムでは今がブームとなっている。

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