ベトナムで日本語教師になるには

前回、日本語教師に触れたこともあり”日本語教師にはどうやってなれるんですか?”という質問を頂いたので記事にしてみました。内容的には日本語教師ではなくて他の仕事も同じ部分もありますので、置き換えていただければ結構使える情報だと思います。

ベトナムを含めて海外で日本語教師になるには、大学で日本語教育に関して勉強しているか、日本語教育能力検定試験に合格しているか、日本語教師として420時間の履修講座を受けているかの3パターンになると思います。ほとんどの日本語教師の方は、後の2つのいずれかということになります。基本的には資格もしくはそれなりの能力を証明がないとなれない仕事ではあります。

これらを踏まえて日本語教師になる方法、仕事の探し方について記載していきます。

①まずは求人情報を調べる
「ベトナム 日本語教師 求人」や「ホーチミン 日本語教師 求人」などでGoogle検索をしたり、人材紹介会社のHPで日本語教師の求人がないかを調べます。この記事を書く前に調べたところ、理由はわからないものの学校が直接求人を出している求人サイトや学校のホームページよりも人材紹介会社で募集されている方が給料が少し高いように思いました。
経験上、人材紹介会社から紹介された求人で面接時に下がるということがなかったので、人材紹介会社が給料を上乗せして募集しているとは思えないのでとても不思議でした。

②求人情報の条件を見て応募する
求人情報の条件は必ず目を通す必要があります。問題なければ応募してください。
もし人材紹介会社の求人情報でしたら、応募の際に『ここ、どうにかなりませんか?』みたいな注文を入れても良いと思います。直接応募の時は言いにくい細かいことでも人材紹介会社から言って貰えば、案外OKだったりするものです。

③担当者と話す
この項目は、人材紹介会社を利用した場合のみです。
日本語教師の仕事のことだけでなく、仕事に関することなら何でも質問してみましょう。ただ、あまり時間をかけずに10分程にした方がいいでしょう。あとはメールで聞くようにすれば嫌われないと思います。

④面接をする
自分をアピールしましょう。日本語教師として働いた経験があれば、その時に何をしていたかなど(カリキュラム作成など)、あらかじめまとめておけることはまとめていた方がいいと思います。

⑤採用後にすること
人材紹介会社を利用していれば、採用の連絡は人材紹介会社より連絡がくることでしょう。そうすれば勤務開始までのフローをレクチャーしてくれます。直接応募の場合は、結構自分でしないことが多いですが、人材紹介会社であれば何でも手伝ってくれます。一通りのことが終われば、あとは日を待つだけです。

⑥勤務開始後にすること
人材紹介会社へお礼のメールもしくは連絡を入れましょう。そうすれば、生活情報などタメになる情報を教えてくれるでしょう。理由としては、一般的には勤務開始後に連絡を入れる人がいないからです。もし若い人であれば、三年か五年かわかりませんが、いつか利用することがあると思うので、これは良いイメージを持ってもらうための作戦です。

ホーチミンで就職する方法

前回の記事の反響が少しばかりあったのと、インターンシップで訪れている日本人の飲み会に参加し現地採用の代表者の一人として話す機会がありましたので、ホーチミンで就職する方法について触れたいと思います。

前回の記事にも書きましたが、ベトナム ホーチミンで就職している日本人は結構多くいると思います。ほとんどの人が駐在員の方ばかりだと思います。また日本にいるときに人材紹介会社や転生エージェントを利用してホーチミンの仕事を紹介されたって人だと思うので、あまりこの記事は参考にならないかも知れませんが間違っていたら逆に指摘して教えてください。

①ホーチミンで何が起きているの?
はい、今、ホーチミンでは日本人の就職が人気を博しています。(これ主観です)
話を聞いていると理由は人それぞれです。
(理由)
-旅行で訪れたときに思っていたよりも都会だったから
-タイで不採用になったけどベトナムで採用になったから
-ご飯が美味しいから
-女の子が可愛いから

すいません。最後は私の理由でした。

日本人の就職者が増えている理由は、他にもあると思います。やはり生活していて思うのが日本人向けサービスが充実していることだと思います。日本食ブームでいたるところで日本食が食べられることや、日系人材紹介会社が増えて就職や転職障壁となっていたものが撤廃されたこと、ニコニコ野菜など安全な食材が買えるお店が増えたことなどいろいろあると思います。考えただけで切りがありません。

②求人検索ウェブサイトや人材紹介会社が充実している
先述しましたが、一時期と比べたら日系人材紹介会社や求人検索ウェブサイトが増えました。その業種の方たちにとってはライバル争いが熾烈なので大変かと思いますが、利用する私たちからしてみれば充実しているとこいうことは競争力が高まりサービスが良くなるという流れがあります。
中でも私が利用してお世話になったキャリアリンクベトナムだけでなく、他にも良いとされる人材紹介会社が幾つかありますが、共通して言えることは日本では無名(失礼A^^;)なことでしょうか。良い人材紹介会社を見つけるには、住んでみるしかないように思えます。

③日本語教師の需要が増えている
私がベトナムに駐在していた時のベトナムでの日本語教師の給料の相場は500ドルでした。正直、ボランティアと言う印象で生活していくにはローカルの人と同じようにしか出来ませんでした。しかし、今は日本への実習生送り出し機関が流行っているようで多くの日本語学校や日本語を教える塾や機関が増えています。ほとんどのところは、日本語を話せるベトナム人を雇っているケースが多いです。中には日本人が日本語を教えるということを売りにしているところも増えています。そのため、現在は日本人の日本語教師を取り合っているようで、給料も昔の3倍以上となっています。
もし日本語教師になろうと考えている人はベトナムで探されてみてはいかがでしょうか。今がチャンスです。

ベトナムで転職して一年以上経ってわかったこと。

更新するのを一年くらいサボっていたのですが、このブログのアクセスが最近増えているようで驚いています。
アクセスしていたただいている人のキーワードで多いのが「ベトナム 就職」です。ベトナムで就職する前に読まれているのか、転職先が決まってから読まれているのかは定かではありませんが。ベトナムで暮らしていて日本人に会う機会が結構増えてきました。

特に、ここ一年くらいで現地採用として働く人が急激に増えているように感じます。日本人が集まる場所へ頻繁にいくタイプではないのですが、毎月参加している会が2つあります。そこでは毎月のように知らない顔の人が二人、三人と増えています。
三水会(ホーチミンで一番有名な飲み会で第三水曜日に開かれている紹介登録制でしか参加出来ない飲み会)のようにビジネス交流会のカラーが強い飲み会であれば珍しくないのですが、私が参加している飲み会はそういった会のように広く門戸が開かれている会ではありません。それなのに毎月二人か三人は新しいメンバーが参加されています。

私の勝手な想像ですが、今の日本人の働き方が変わってきているんだと思います。
つい、この前までグローバル人材と言われていましたが実感はありませんでした。勝手に国が言っていることというくらいの感覚でした。
しかし、これだけ日本人がベトナムに増えてくると、不思議と「グローバル人材」と言う言葉に違和感はなくなり、しっくりとくるようになってきました。

ただ私自身、「グローバル人材」と言われるのは好きではありません。私がベトナムに来るのは必然だったからです。

ベトナムにおける就職状況

ベトナムでは、多くの大学生の就職活動というのは大学を卒業してから開始することが多い。大学卒業証明書を取得しないと、就職書類が提出できないが理由となっている。そのため、大学卒業してから無駄な時間をしないように早めに就職先を見付けるようにする。就職サイトに登録し、新聞の求人欄を確認する。そして、企業に履歴書を送り、就職先の試験を受ける。企業の採用条件などにより、就職をしながら語学や仕事に必要な知識・資格などを勉強する。また卒業前にインターンシップとして、就職したい会社や就職したい会社と同業種の会社で働くこともある。

こういった学生が多いものの、実際は高い経済成長率を誇るベトナムであっても、高学歴の若者たちがその知識や資格を生かし、自ら納得する”より良い職”を見付けるのはそう簡単ではないようである。

現在、若年人口が多く、高学歴化がさらに進み、更にここに来て景気低迷で企業の採用人数が減少し、就職状況が厳しくなっている。良い大学を出ても、就職先が見つからない学生が徐々に増えてきている。せっかく高等教育機関や大学教育を受けたにもかかわらず、現実のベトナム人若者たちは、日々より良い就職先を求めて必死のようである。

ベトナムにおいて、大学及び勤務地と言うと首都であるハノイか経済的な中心地であるホーチミンになることが多い。そのため、地方からハノイやホーチミンという都会に来た学生たちは大学を卒業してから地元に戻らず、大学のあるハノイかホーチミン市で仕事を必死に探すことになる。もちろん、ハノイ又はホーチミン市における企業、特に外資系企業は地方における企業より給料が高く、昇進チャンスがあるのも大学を卒業した若者が地方である地元に帰らない理由になっている。

ハノイ又はホーチミン市にある大学の学生と比べて、地方の大学を卒業した学生の就職状況は厳しいようである。一つは地方には若者が働きたくなるような給料の高い仕事はないため、ハノイやホーチミンへ来て就職活動を始める人が多い。

優秀な成績を修めて大学を卒業している学生なら大学又は教授からの紹介があるので仕事を見つけやすいが、それ以外の大多数の若者は自分自身の力で企業を探し応募しないといけない。また大学を卒業したため、親に面倒をかけないようにと、多くの地方大学出身の若者は飲食店や家庭教師などのアルバイトをしながら就職活動をしている。

一方、ハノイかホーチミン市の大学出身の学生は経済的な面がある程度余裕があ流ことが多い。また親からの知り合いで仕事の紹介などもあるため、仕事が見つらないと大学院に進学することもある。

就職は大変だが、明るい未来に向けてベトナムの若者たちは一生懸命に頑張っている。

女性・ベトナムへの就職

東南アジア(ASEAN)と同じく、ベトナムでは、多くの女性達が働いており、いろいろな場所でベトナム社会の大きな役割を担っている。

その理由は下記のようになる。

家族全員で子育てする文化

ベトナム人の女性は、日本人の女性と違って、結婚・出産を経験してもほとんどの女性が仕事を辞めずに働き続ける。

産前に休暇をとることは「欠勤扱い」となり、給料が減額されますが、産後の4ヶ月~6ヶ月は、給料が保障される休暇を取ることが可能である。そのため、出産ギリギリまで働き、給料が保障された産後の休暇が終わると、すぐに職場に復帰する女性がほとんどである。

そんな状況でもベトナム人女性が育児をしながら働き続けられるのには、家族との結び付きが非常に強いためだと考えられる。ベトナムには日本のような核家族は、あまり多くないという社会背景がある。

ベトナムは、血縁や地縁をものすごく大切にする傾向にあり、「仕事よりも家族」という風潮がある。0歳児を預かってくれる保育施設がほぼないなど、育児に対する政府や行政からの支援は十分ではないものの、一緒に住む祖父母や近所の人からのサポートによって働く女性の子育てが成り立っているようである。更に、最近ベビーシッターの利用が流行っていることも頷けます。

ベトナム人の女性において「仕事と子育ての両立」はどうかというと、これは全く問題になっていない。

働くのは当たり前という意識

日本と大きく異なるところは、ベトナムが社会主義国家であるということである。労働は国民全体の義務となっていることから、男女ともに国民全員が「働く」という意識が根付いているのである。

そのため、日本のような「家事・育児は女性の仕事」というような固定概念はなく、血縁や地縁に頼れない場合は、ベビーシッターやヘルパーを雇うのは当たり前のこととなっている。

日本で働く女性とベトナムで働く女性の背景には、それぞれの国の文化の差があります。ベトナムにおいて、ベトナムの「働く」という文化や血縁・地縁の援助があるという背景から、女性の社会進出に大きな影響を及ぼしていることである。

これらをまとめると、ベトナムの女性が働く社会的な図式は、日本よりも働く女性に寛容という図式というよりは、「働くことが当たり前の社会」が国を含めて文化的にも形成されているようである。

将来のワークライフバランスに悩む女性は、ベトナムでの就職も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

大学生から社会人へ(ベトナム就職の状況)

ベトナムにおける大学生の就職について説明していきます。2010年の統計データによると、大学新卒での就職率は約80%ということである。

ところで、この就職できなかった残りの約20%は、その後どうなるのだろうか。

ベトナム人学生にヒアリング調査結果によると、半数の学生が大学院へ進学し、残る半数の学生がアルバイトをしながら就職活動をするということである。
ベトナムにおける就職活動は、日本の就職活動と同じ形式ではない。

基本的には、大学生の間は勉強し、卒業してから仕事を探す。

もっとも例外はあるものであり、在学中に日本の就職活動と同じようなことをしている事例もあるし、大学に籍だけ置いた状態にしてフルタイムに近い労働(インターンシップなど)を行いつつ、転職活動をしているという事例もある。
ベトナムの学生は、どのようにして就職すべき会社を見つけるのだろうか、次のように説明する。
1.大学の紹介・当大学への就職
優秀な学生は大学の学生課から企業に紹介または、当大学で採用することが多い。しかし、これはトップの学生のみが対象で、全学生の1%から2%くらいである。
2.教授の紹介
理系の学生の1%程度はこの方法で就職するが、理系の学生は学生全体の40%なので、全学生になると約4%がこの方法ということになる。
3.試験(公務員試験や資格試験など)
国営企業や外国企業はこの方法を求めるため、学生は試験のスコアを取るのに熱心である。
なぜなら、コネで就職先を紹介されたとしても、学歴や外国語能力や資格試験のスコアでスクリーニングされるからである。
外国に留学した学生は外国企業の就職は比較的に試験を通りやすい。語学の得意と外国に住んでいる多文化の経験によりいい企業に就職出来る。そのため、高校卒業後、留学する学生の数が増加傾向にある。

4.インターン
大学3年生から4年生のころに学生課の紹介より、学生の全員がインターンシップを行う。学生の希望により適切な企業を紹介する。ただし、インターンシップと就職は全く関係がない。
インターン先の企業に就職したい場合、その企業の採用状況を確認し、インターン期間中に自分の希望動機や能力を熱心にPRする必要がある。
4.コネ
学生の約25%ぐらいはこれにより就職するようである。ただし、この場合のコネとは、友人の紹介も入る。能力がない学生は入れないため、会社に入る前に、語学力や基礎的な機能を学習する必要がある。

Copyright ベトナムへ帰ってきた男のブログ 2018
Tech Nerd theme designed by Siteturner